ルーンファクトリー5の発売を機に「シリーズを1から始めたい!!」、「つながりがあるか知っておきたい!!」という方もいるはず。
この記事では歴代ルーンファクトリーを発売順に並べ、どれをプレイすればいいのか、どういったストーリーなのかを大まかに紹介していきます。
ちなみに言っておきますとルーンファクトリーはどのシリーズから始めても楽しく遊べる最高のゲームなので5からいきなり始めちゃってもなんの問題もないです(^^)/
ルーンファクトリーシリーズ発売順
2006年8月24日:ルーンファクトリー ‐新牧場物語-(DS)
マーベラス社のゲーム作品『牧場物語』シリーズから新たな要素を追加して出来たのがルーンファクトリーです。
牧場物語では主に作物を育てたり恋愛模様を楽しむのが主軸でしたが、サブタイトルにある通り「新牧場物語」である本作はモンスターと戦ったりダンジョンを攻略したりなどバトル要素も楽しむことが出来るようになっています。
また牛や鶏といった家畜は購入ではなく、特定のモンスターを仲間にすることで副産物の牛乳や卵を入手することができます。
ルーンファクトリーのあらすじ
何日も飲まず食わずで倒れた青年ラグナ(主人公)の元にミストという少女が現れた。
ラグナは自分が記憶を無くしていることをミストに伝える。
心配したミストはラグナに空き家と農地を与えるとそれに応えるようにラグナは農具を使いこなした。才能溢れるラグナは一体何者なのか、そしてラグナの記憶は戻るのか。
といったストーリーです。
歴代シリーズの中で唯一続編(ルーンファクトリーフロンティア)が作られている作品ですが舞台が変わり、登場人物もほとんど新キャラなのでそちらから始めても全然大丈夫。👍
2008年1月3日:ルーンファクトリー2(DS)
前作から2年後にシリーズ2作目となる『ルーンファクトリー2』が発売されました。
ストーリーが2部構成になり、1部では学校を建てることが主な目標になっています。
前作をプレイしておくと本作が前作からどれぐらい時間が経っているのかが分かります。もちろん知らなくても十分楽しめます。
そして一番「おおっ」となるのは前作の登場キャラであるセシリアがいることですね。
1をプレイした人には嬉しいサプライズですよね。
ルーンファクトリー2のあらすじ
辺境の町「アルヴァーナ」に流れ着いた青年カイル(主人公)は記憶を失っていた。
自分は何のためにここに来たのか。自分は何者なのか。
そこにマナという少女が現れ、空き家と農地を貸してくれることに___
致命的なバグが存在するため評価としては低めですが、自分にとって初めてプレイしたルーンファクトリーが本作なのでとても魅力的でした。
2部からが本番といっても過言ではないくらいに濃厚な日々を送るのでとても楽しかった記憶があります。
2008年11月27日:ルーンファクトリー フロンティア(Wii)
ルーンファクトリー1の発売から2年、2の発売からは1年も経たないうちに発売された本作はシリーズ初の据え置き機でプレイできるようになりました。
主人公ラグナとミスト、タバサ、ロゼッタ、メロディ、ビアンカ、ラピスは1から引き続き登場しますが舞台が変わっているため、上記7名以外の住人は新キャラとなっています。
ただ、フロンティアには郵便屋さんがいるので1のキャラ達から手紙が届いたりします。前作をプレイしている方には嬉しい仕様ですね。
手紙の中にはルーンファクトリー2のとあるイベントをクリアしていると答えられるクイズ的なものもあります。
フロンティア単品で遊ぶのも良いですが1、2とプレイしておくと細かいところで楽しめるようになっていますね。
ルーンファクトリーフロンティアのあらすじ
カルディアの町で暮らしていたラグナ(主人公)だったが突如ミストが失踪してしまう。
ラグナはミストを探し、途中トランルピア村に辿り着いた。
そこで運良く発見したが彼女の提案でトランルピア村に住むことに___
1では主人公にスポットが当たっていますがフロンティアではミストにスポットが当たっているように感じます。
物語の始まりはミストに始まりミストに終わるといった所ですね。
ラスボスの展開がかなり感動的で思わず涙したのを覚えています。
システム面では新たに「ルーニー」という精霊を使った要素が組み込まれていたりして目新しさも感じます。
見た目も3Dグラフィックになったことに加え、ヒロインとの出会いがアニメーションで描かれているのがとても新鮮で魅力的でした。
2009年10月22日:ルーンファクトリー3(DS)
シリーズ続編のルーンファクトリー3が発売。
本作品はとてもファンが多く、シリーズの中でも一番中古品の値段が高いです。
中々手に入らないので見つけた方はラッキーですね。
これまでの作品からの登場人物は1からめい、2からはユエが登場します。
前作とのストーリー的な繋がりは特に感じられませんでした。
ルーンファクトリー3のあらすじ
ある日、シア(ヒロイン)は大雨の中物音と共に横たわる一匹のモンスター(主人公)を見つける。
放っておくわけにもいかないので家の中で介抱することに。
翌日、意識が戻ったモンスターは人の姿へと変身出来た。しかし記憶もなく混乱していたため、家を飛び出し彷徨っていると再びシアと出会い物語は動き出す___
主人公(名前:マイス)がモンスターに変身できるという点からも自分はいったい何者なのか。そしてここに来た理由は何なのか。を探す物語となっています。
先ほども述べたようにこの作品のファンが多い理由としては過去一で「嫁候補が可愛い」、「致命的なバグがない」などが挙げられます。
ストーリーの長さは今までと比べるとかなりあっさりしているといいますか、長くはないですね。
システム面でも進化しており、「種まきの仕様」や「どの仲間モンスターでも全部の作業が可能」などストレスフリーの農業を楽しめます。
中でも凄いのは生活AIの導入です。
これによって各住人が決まった場所にいるという事はなくなり、より一層人間らしさが出ています。(会話内容も盛りだくさん)
さらに好きな住人と一緒に冒険に出かけることもできるため色々な楽しみが増えました。
2011年02月24日:ルーンファクトリー オーシャンズ(PS3・Wii)
Wiiではフロンティア以来、PS3での発売は初になります。
本作の時系列はフロンティアから5年後という設定です。
しかし舞台はカルディア(ルンファク1)でもトランルピア(フロンティア)でもない「フィーニス島」となっています。
前作からの登場キャラはアネット、タバサ、キャンディが出演。
タバサさんが1、フロンティア、オーシャンズと3作出ている唯一のキャラになるはずです。
ルーンファクトリー オーシャンズのあらすじ
アゼルとソニアの2人はある日突然現れた謎の光に包まれる。
見知らぬ大木の下で目を覚ましたアゼル。しかしソニアの姿はなくなぜかソニアの魂だけがアゼルと同化していた。
そこに現れた少女オデット(ヒロイン)の手を借りてフィーニス島に暮らすこととなるが、翌日町を揺るがす大きな事件が起きる___
フロンティアと同じ3Dグラフィックである本作ですが、フロンティアの発売から約3年経っていることもあり、見た目はとても奇麗になっています。
主人公もアゼルとソニア男女両方を楽しめるルンファクシリーズ初の試みになっており女性ファンは歓喜したことでしょう。
しかし、実際は女性主人公で遊べるのはエンディング後となっていたため不満もあったそう。(しかも男キャラの攻略対象が男主人公含め4人と少ない)
システム面に関しては農業・冒険共に非常に快適な操作で楽しめるようになっています。
モンスターを一度に3体連れていけるようになったり、2段ジャンプが可能になったりなどスピーディかつ迫力のあるバトルが展開されます。
農業に関しては逆に快適すぎてほぼ全てモンスターに任せればいいという本末転倒な事にもなっているそう。
それでも全体を通しての評価は良く、これまでのルンファクシリーズで誰もが思った「結婚できないキャラとも結婚生活をしたい!!」という願いを叶えるためか、イベントとして「恋愛対称ではないキャラとの結婚生活が夢に出てくる」といった嬉しい要素も追加されています。
2012年07月19日:ルーンファクトリー4 (3DS・Switch)
ルーンファクトリーシリーズの集大成ともいえる本作は3DSから発売されました。
それから7年後の2019年7月25日にはSwitchにて「ルーンファクトリー4 スペシャル」と題し、追加要素やグラフィックの改善を加えリメイク版が発売されています。
ゲスト出演は3から「トゥーナ」、2から「バレット」が登場します。
物語に大きく繋がるものは特にありませんが、過去作に関連する話をしてくれたりします。
そのおかげで同じ世界で起きている話なのだと理解出来たり、本作と過去作品の時系列を考察したりすると面白いですね。
ちなみに4に登場するトゥーナは3から7年経っているらしいです。バレットも2の時より見た目が大人っぽくなっていました。
ルーンファクトリー4のあらすじ
ある晩、主人公(男・女選択可能)は飛行船から落ちてしまう。運よく竜(セルザウィード)の背中に落ちたがその衝撃で記憶を失ってしまっていた。
落ちた日が丁度、他国から国の繁栄をサポートする「王族代行」を招待する日だったこともあり竜はこの主人公を王(姫)と思いこみ王族代行をお願いする。
主人公は記憶を取り戻すため生活していく中で、ある日竜からの頼み事が__
4のストーリーには1で登場したゼークス帝国が大きく絡んできます。
アースマイトという存在だったり、「ネイティブドラゴン」と呼ばれるこれまでのナンバリング作品に登場したドラゴンの事について大分わかってきますが過去作をプレイしていなくても分かるストーリーなので安心。
システム面に関しても大幅に進化しており、本作から女性主人公が最初に選べることや新しい武器「拳」の追加、3では住人・モンスターを1人までしか連れていけなかったのが最大2人まで可能に。
ルーンファクトリーフロンティアにあった「初めて会うヒロインとのアニメーション」も4SPでは用意されています。(3DS版にはおそらく無い)
フロンティアではヒロインしかアニメーションが流れませんでしたが4では婿候補にも用意されています。さらにいくつかのイベント時にもアニメーションイラストが挿入されるなど見所が満載。
2021年5月20日:ルーンファクトリー5(Switch)
ルーンファクトリー4の発売後、開発元となるネバーランドカンパニーが倒産してしまい、もう続編は出ないと思われていた中2019年2月のNintendo Directにてルーンファクトリー5が開発中と発表されました。
その後ルーンファクトリー4スペシャルがSwicthから発売され、5も2020年に発売予定とされていましたが延期の末2021年5月20日に決定します。
ゲスト出演は4から「ダグ」と「マーガレット」がやってきます。
こちらは4スペシャルとの連動特典なので4スペシャルをプレイしたデータを持っていない方は来ません。
ただ、これまでは連動特典なしでもゲスト出演していたのだから、もしかしたら何かしらの形で別のゲストが来るかもしれませんね。
ルーンファクトリー5のあらすじ
旅の途中、意識を失い倒れていた主人公は助けを求める声で目を覚ます。
そこは見覚えのない森の中。
自分の名前以外の全てを忘れてしまっていた。ふたたび聞こえる悲鳴。駆けつけた主人公はモンスターから女の子を助けるが、近くの町へ送り届けたところで力尽きてしまう。
町の名は「リグバース」
町の人に手当てされた主人公は女の子を助けたことを感謝され、Seed(シード)と呼ばれる警備組織の一員にならないかと誘われる。
記憶をなくした主人公は、見習い隊員としてリグバースの町で穏やかな生活を始める。町の平和を守るため、様々な事件を解決していく主人公はやがて世界を揺るがす、巨大な事件へと巻き込まれていく___
ルーンファクトリー5公式より引用
この記事を書いている現在はまだ発売されていないため詳しい情報はまだ分かっていません。
システム面に関しても公式TwitterやYoutubeチャンネルにて発表されている情報しか分かりません。
グラフィックはフロンティアやオーシャンズと同じように3Dグラフィックになっているようです。
さらに新システムとしてSeedサークルと呼ばれるものが登場します。
モンスターの動きを止めたり一時的に仲間にできるみたいです。
ルーンファクトリー4でほぼほぼ完結しているストーリーなので、5ではどのように展開させていくのか気になりますね。
まとめ:ルーンファクトリーを遊ぶ順番はお好みで!
5をプレイしてハマったのであれば自然と過去作にも興味が湧くと思いますし、過去作からプレイして色んな伏線を知識として入れておくことでも楽しめると思います。
最初にも書いたように元々ルーンファクトリーは「新規の方でも理解できるストーリーにする」ことを前提に作られているのでお好みでOK。
僕自身もプレイしたことがあるのは1と2、3は少しだけです。
実況プレイを見てストーリーを知っておくのも全然アリだと思います。
それでは✋
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