昨日【ボブという名の猫 幸せのハイタッチ】という
映画を見ました。
この映画はざっくり言うとホームレスの主人公(ジェームズ)が
一匹の猫と出会うことにより幸運へ導かれるというお話なのですが
ジェームズは”ヘロイン中毒者”でもあるんですね。
そこで登場するのが今回のテーマである【メタドン】です
ここではメタドンがどんな薬であるか。また、効果や使用される現状なども
交えてお話していきたいと思います。
ちなみにこの映画はU-NEXTにて視聴可能なので
そちらを見てから記事を読んで頂くと理解が深まるかと思います。
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メタドンってどんな薬?
メタドンとは主にヘロイン中毒者に使う薬になります。
それを使っている間は薬物への欲がなくなるのですが
切れると同時にとてつもない欲求と吐き気、それに加え風邪を100倍にしたほどの苦痛が待っているとのこと。(劇中参考)
ちなみにメタドンは”メサドン”とも呼ばれていますね。
具体的な効果は?飲むとどうなる?
飲むと落ち着きを取り戻しますが、この落ち着きは薬物のものに近いため
離脱症状(いわゆる浮遊感)が生じます。
その離脱症状はモルヒネ(医療で使われる麻薬)や
ヘロインに比べて緩やかではあるけれど効果が長いとのこと。
それって、ヘロインを使っている時と同じでは?と思ったりもしましたが
薬物治療は段階を踏んでいかないと逆戻りすることが多いようで、いきなり断ち切るのは難しいとの事。
軽いもので抑えてそこから使用しなくてもいいように回数を減らす感じですね。
メタドン依存
ヘロインへの欲求を下げる一方でメタドンにも薬物作用があり、
依存性も少しあるので今度はそれから抜け出せない人もいます。
メタドンによる治療法は継続的にするのではなく定期的に行われるよう計画することもあるそう。(Wikipedia参照)
例えば1週間使用したら1週間空けるとかですね。
薬物で薬物を抑えるというのは罪を重ねる行為にも思えますが
そうしないと改善できないのですからね。
薬物依存を治そうと使っている薬に依存してしまうなんて悲しい話です。
3.乱用による作用
メタドンは先程も言った通り一種の薬物なので過剰摂取すれば最悪死に至ります。
実際、海外の闇市場などで売られていたりしていて即効性があるため好まれるのだそう。
もちろん、そのメタドンを販売しているのはメタドン治療を行っている人ではなく
工場や運送業者から盗んだものによる犯行です。
メタドンを処方されている人は治す意思がある人がほとんどなので
そのような商売には使わないでしょうね。
乱用されるケースも低いのだそう。
4.日本でのメタドン使用について
世界中で昔から使われているメタドンですが
僕が調べてみたところ日本では使われていないようです。
値段も海外では90錠で8.24$と
日本円で約893円なのでかなり安く入手できます。
治療に使うのであれば輸入してもいいと思うのですが難しいのでしょう。
とはいえ日本でのヘロイン依存者の話はあまり聞かないですし、
ネットにも情報がないので
全くいないとは言えませんが海外に比べて少ないのは確かです。
必要ないと言えば必要ないのかもしれませんね。
5.薬物依存についての見解と結論
薬物は良くない。
ただ、薬物に手を出してしまう人は意志が弱い人だったり
単にハイなりたい人だけではないということを頭の隅に置いておくといいですね。
もちろんそういう人もいますが、大半が家庭の悩みや社会への不満、
生きづらさを感じて逃げへの道として使用する人が多いです。
日本での依存者が少ないのはそういった感情を持っても
薬物が簡単に手に入らない国だからであって
もしすぐ手に入ってしまう環境であれば、かなりの薬物大国になっているでしょう。
日本は改めて安全な国だということを思い知らされます。
ボブという名の猫の感想
結論から言うと「希望が持てる素晴らしい作品」でした。
主人公のジェーンはストリートミュージシャンでもあるので
ギターをやっていたことがある私にもグッとくるものがありました。
最初は全然お金をもらえなかったけど、
一匹の猫に出会い、その猫を助けたことで人生が変わっていき、
最終的にはメディア展開もして大成功ですよ。
ネタばれになるのであまり中身は語れませんが。
フィクション(実話)でもあるので驚きもありましたし、良かったなと素直に思える作品です。
今ならU-NEXTにて見れますので
人生に躓いている人や、あったかい気持ちになりたい人など、
どんな人にもお勧めできるいい作品です。
ぜひ興味を持った方はぜひ見てみてください(^^)/
それでは。
※本ページの情報は2024年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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