こんにちはニートブロガーのよしたかです。
先日「ハッピーニート~落ちこぼれ兄弟の小さな奇跡」という映画を観ました。
そこで今回は現役ニートの僕からみてこの映画の
どの部分に共感したのか、また映画の感想と評価をお話していきます。
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簡単なあらすじ
ルイジアナ州の州都バトンルージュ。ジェフ(ジェイソン・シーゲル)は実家で母シャロン(スーザン・サランドン)と暮らしている30歳のニート。映画『サイン』の影響で、常に何らかの「啓示」があることを期待している。一方、ジェフの兄パット(エド・ヘルムズ)は自己中心的な振る舞いのせいで妻リンダ(ジュディ・グリア)との関係がぎくしゃくしている。(Wikipedia引用)
この映画では主人公ジェフがとある一本の電話を受けたことからストーリーは始まります。
その電話相手から「ケヴィン」という名前を連呼されたことをキッカケに、
ジェフはその言葉を「啓示」として受け入れることにしました。
多分間違い電話なのですがジェフは神のお告げだと思い受け入れたのでしょう。
「啓示」とは
さとし示すこと。特に人知ではわからないような事を神が現し示すこと。
要約すると
主人公ジェフが「ケヴィン」という文字を追って
色んな出来事に巻き込まれていくというお話です。
登場人物
・主人公ジェフ:30歳実家暮らしニート
・兄のパット:働いているが勝手に車を購入したことで夫婦喧嘩をしている
・母のシャロン:どうしようもない二人の息子に愛想をつかしている
・リンダ:パットの妻。パットとの間に愛を感じられなくなり浮気をしている
主要人物はこんな感じです。
ジェフが「啓示」を追って外に出た時に兄のパットと出会い、
その兄と会話しているとリンダの浮気を目にしてしまいます。
そこからジェフとパットはリンダを追跡するといった感じで前半は進んでいきます。
意外と内容は深い?
この映画はコメディなので基本的には面白い展開なのですが
映画の後半では感動する部分もあります。
中身が無い映画だと思いきや序盤の「啓示」についてもちゃんと伏線回収されてきますし、
ジェフとパットとシャロットに訪れる心の変化はこの映画の見どころともいえるでしょう。
終盤15分は一気に物語が進行するので惹きこまれます。
ほのぼの映画と思って眺めていたら一瞬でした。
30歳ニートのジェフが必死になる姿は少しうるっときます。
この映画が伝えたいのは何かを素直に受け入れ「行動」しなさいという事だと思います。
実際ジェフが必死になれたのは「啓示」を素直に受け入れたからです。
タイトルにもなっている小さな奇跡とはそういうことかと納得するはず。
ハッピーニートの評判は?
Twitterでの評判はこんな感じ。
昨日アマプラで観た「ハッピーニート」。よかったな。大好きな映画になった。優しい。勧めてくれた妹に御礼言った。
— しじましのぶ。 (@shijima_shinobu) November 17, 2019
「ハッピーニート」って映画。いるいる。映画に影響受け過ぎちゃったやつね。笑
俺もその1人ね。笑映画って良いよな。🎬
— 長田成哉 (@seiya0816) February 21, 2017
ハッピーニートって映画が意外と中々良い。
— むさ (@musakurushi) July 19, 2013
視聴者からは割と良い評価を頂けている様子。
現役ニートから見た感想
僕はジェフと同じニートです。年齢は20代ですが。
感想としては分からなくもないといった感じです。
毎日何か刺激を求めていたり、1つのことに夢中になれている自分を信じてみたり
周りからの影響が少ない分映画とかアニメなどの映像類にものすごく影響されたり。
そんなところにリアルさや安心感を覚えました。
ただ母からお願いされた戸棚の修理をめんどくさがる
ジェフには納得いきませんでした。笑
「それぐらい直してやれよ!」と思いながらニヤニヤ見ていましたが
そこはジェフの無気力を表現しているのかなと。
あと、ジェフが兄のパットと価値観の違いに説教するシーンがあるのですが「30歳にして実家暮らしの弟に説教されてる」というセリフが笑えました。
たしかになと。ジェフがまともらしい事を言うもんだから余計にその言葉が面白く感じます。
ラストのシーンは同じニートから見てもよく頑張った!と思いましたね。
作中ではジェフがニートの理由について触れられていなかったので謎ですが
もしかしたら働かないのではなく働く意味を見いだせていないのではないかと感じました。
終わりに~冒頭の語りについて~
冒頭でジェフが映画「サイン」にとても影響を受けたと語るシーンがあるのですが
そこで話している言葉はそっくりそのままこの映画にも当てはまることに気付きました。
一度この映画を見てから冒頭を巻き戻してみると全くその通りです。
最初は「啓示」の話をされても僕は付いていけませんでした。
でも最後にはジェフ、パット、シャロットに起きる出来事が全部繋がります。
その点を踏まえてみると何度も繰り返してみたくなります。
「サイン」を語っていると思いきや自分の人生について話しているようにも感じ取れますね。
人生は全てが繋がっている。
だから素直に受け入れることが大切。
見るたび=自分をみつめる度に良くなっていく。
そういうことではないでしょうか。
てことで感想は「深い」評価は「☆4.5」です。
以上。「ハッピーニート」の感想と評価でした。
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